1)戦略思考が身につく

MGは製造業をモデルとしていますが、ゲーム形式にデフォルメされていることによって、商業でもサービス業でも、すべての業種に置き換えて、シミュレーションすることができます。

どんな会社でも、仕入れて、手間をかけて、販売しているのです。

限られた経営資源をどう活かすかを、科学的にくり返しシミュレーションし続けることで、利益を創造していく戦略思考が身についていきます。

 

 

2)意思決定力が磨かれる

経営者の仕事とは「その環境で何をすべきか考え、意思決定する」ことです。

MGセミナーの間は、まさにその意思決定の連続です。

ゲームでは全員が同じ自己資本でスタートしますが、儲かる会社もあれば、債務超過に陥る会社もあります。

全ては状況に応じた意思決定の結果なのです。

MGをくり返し学ぶことで、意思決定の判断力や、精度、そのスピードが磨かれていきます。

 

 

3)会社の数字に強くなる

MGでは、P/L(損益計算書)、B/S(貸借対照表)、C/F(キャッシュ・フロー計算書)が1枚のシートにまとまった、"マトリックス会計"を使って決算を行い、

戦略会計を学びます。

戦略会計STRACとは、会社の数字を 【 P V Q F G 】五つの文字に分けてつかむ"要素法"であり、会社は"企業方程式"(PQ=VQ+F+G)で表されます。

ゲームの中ではこれを用いて、現状をつかむこともできるし、経営計画もたてられます。

そして、いくら値引きをしてもよいか? 売上数量がどれくらい減っても大丈夫か? などもわかります。

 

全社員がこれらを理解することが、利益拡大への一番の近道となります。

MGを学び続けていくと、自然と決算書が読み解けるようになり、税理士や銀行と対等に話し合えるようになったという経営者も大勢出ています。